心に花の咲く方へ【α版】

刺激を受けた感動を言葉で

2014-01-01から1年間の記事一覧

猪瀬直樹が帰ってきた〜猪瀬直樹×東浩紀『さようならと言ってなかった』刊行イベント

平成26年11月29日ゲンロンカフェにて。猪瀬直樹×東浩紀『さようならと言ってなかった』刊行イベント。猪瀬直樹は私が尊敬する人物のひとりである。猪瀬さんとの「出会い」はTwitterである。なんとなく興味本位で始めたTwitterの中に猪瀬さんはいた。当時の猪…

猪瀬直樹の“行間”を埋めてくれるもの

涙なくしては読めない。あの東京五輪誘致の舞台裏での猪瀬家族の闘い。この作品は、猪瀬さんの奥様•ゆり子さんへのレクイエムであり、“素人政治家”の反省文でもあるんだろう。しかし、この作品が私の心を震えさせたのはそこではない。猪瀬直樹が生み出してき…

ダークツーリズム実践「人と防災未来センター」訪問

5月4日。 前日のシンポジウムの興奮が冷めやらぬままに、第二の目的である「人と防災未来センター」を訪れた。 ここは1995年1月17日に起こった阪神淡路大震災の歴史と教訓を後世に残そうと2002年に作られた博物館である。 歴史を残す。 これは3.11以降、自分…

「断絶」と向き合ってきた

5月3日。朝日新聞労組主催「5・3集会 戦争は知らないー「断絶」と向き合う」へ参加してきた。朝日新聞の集会など数年前の自分なら絶対に行くはずのないものだが、やはり変わったものだなぁとつくづく感じるものである。わざわざ神戸まで行ってこのようなシン…

速水健朗「フード左翼講座〜消費と政治、その分かち難いランデブーのゆくえ〜」第1回

『ラーメンと愛国』『1995』『フード左翼とフード右翼』らの著者・速水健朗さんの話を聞きたくて、今年初めてのゲンロンカフェ。テーマは「フード左翼講座〜消費と政治、その分かち難いランデブーのゆくえ〜」第1回。年末にリリースされた『フード左翼とフー…

「福島第一原発「観光」記」から見えた景色

つくづく反省する毎日である。鋭い物言いをすれば誰かの中にインパクトを残せる。これは技術論で小林よしのりを読み始めてから知ったことである。これが世を生きてゆく技術である。しかし最近、いろんなことを知れば知るほど、その技術論自体に疑問を持ち始…