心に花の咲く方へ【α版】

刺激を受けた感動を言葉で

2013-01-01から1年間の記事一覧

大瀧詠一との想い出

大瀧詠一が亡くなった。65歳だったという。65という数字の重みは正直分からない。この意味は65になった自分が判断するだろう。ただただ、寂しい。1984年発表『EACH TIME』以来アルバムをリリースすることもなくずっと沈黙を守ってきた“批評音楽家”。ずっと、…

「フクシマ」へ門を開く

12/24〜12/28にゲンロンカフェとゲンロンのオフィスで開催されている『福島第一原発観光地化計画展2013「フクシマ」へ門を開く』を見てきた。今年は東浩紀氏が中心となって作れらた書籍『福島第一原発観光地化計画』が教えてくれたものが自分の中ですごく大…

『福島第一原発観光地化計画』刊行記念イベント第1弾! 小林よしのり×東浩紀 福島第一原発観光地化計画と日本の未来@ゲンロンカフェ

平成25年11月9日(土)ゲンロンカフェにて、『福島第一原発観光地化計画』刊行記念イベント第1弾! 小林よしのり×東浩紀 福島第一原発観光地化計画と日本の未来に参加してきた。このイベントの第一報は、東氏のツイートからだった。東氏が突如、「小林よし…

kicks

今でもmixiで書いていた頃のBlogは傑作だったと思う。処女作に込められたものが最高傑作なんて俗な意見があるが、そんな感覚か。当時、自分が掲げたテーマは“イメージからの脱却”だ。誰もが、誰かが垂れ流した“イメージ”とやらに左右されながら生きていて真…

漂白を笑え!〜『地獄でなぜ悪い』鑑賞

先日、2度目の『地獄でなぜ悪い』を見た。金木犀の匂いがすると秋がやって来たと思うように。雨がアスファルトを濡らす香りがすると梅雨がやって来たと感じるように。名作を観ると名作に出会った匂いがするものだ。誰にも“名作センサー”はあるに違いないが、…